『困難な成熟』その7。

今回は、頭がいいこと悪いことについて。

 「僕たちに立てられる有効な問いは「どうして私たちはこんなに頭が悪いのか?」という問いだけです。自分が選択したこと、自分がやっていること、自分が考えていることの適切さについて第三者的、価値中立的な視点から吟味できないことを僕たちは「頭が悪い」と言います。そして、第三者的、価値中立的な視点から自分自身の推論や判断を吟味するというのは、言い換えると「自分の頭の悪さを点検する」ということなのです。つまり、「頭の悪さ」と「頭の良さ」を分岐するのは、「自分はもしかすると頭が悪いんじゃないか?」という自己点検の装置が起動しているか起動していないか、それだけの違いなんです。」

 

勉強をすると、少なくとも昨日よりは数ミリだけ前進できる。

数ミリ、また数ミリ。

それを続けたらどのくらい遠くまで行けるのか行けないのか。

自分の脳みそはお金じゃ変えないし、取り替えることもできない。

一日いちにち、性能を上げていけたらいいですね。

 

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