『困難な成熟』その2。

「オレが責任を取るよという言葉を言う人間がひとり増えるごとに、その集団からは誰かが責任を取らなければならないようなことが起きるリスクがひとつずつ減っていく。」『困難な成熟』(内田樹)より

 

 私もこの考えに同意です。なので、責任を引き受けられるだけの能力を備えた人を一人でも少しでも増やすべく、私はこの仕事をさせていただいているなあと、この文を読んで改めて思いました。子どもたちが、何かを周りのせいにすることでいつまでも外部要因に振り回されることが出来るだけ少なくなりますように。つまり、他の誰かに責任を要求するような人になりませんように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です