勉強ができなかったり、落ち着きがなかったりするのには根本的な原因があって、それが何から来てるのか、感知しながらも、自分の力ではどうにもしきれないのがもどかしい。

おうちの人から見ると、「勉強できるようになってほしい」と思って塾の扉叩くと思うんですけど、それ以前に、子どもの中に満たしてあげないといけない部分があって、そこをクリアできたら勉強も前進していくだろうなぁと感じるときがあります。

かといって、家庭の中でクリアが難しいから今の現状があるわけなので、自分たちだけでどうにかしようとせず、いろんな人に出会わせちゃえばいいと思います。

そうやって、いろんな人から少しずつ満たしてもらったり、中には相性のいい出会いがあったりして、子どもはだんだん元気になれます。

お花が、陽当たりのいいところ目指して伸びようとする感じというか、お花は移動できないけど人間はガンガン移動できるんで、子どもにとって陽当たりのいいとこ陽当たりのいいとこに導いてあげてください。

家庭だけで陽当たり十分なこともあれば、そうじゃないこともある。

上の子は大丈夫だったけど、下の子が、とか、同じ家庭でも子どもによって違ったりもする。

これだけいろんな人間がいるんだから、家庭がいい悪いの話じゃないので、自分の子どもに物足りなさを感じるときは、陽当たりのいいとこに出してあげて、そしたらどんどんパワーアップできると思う。

私にとって私の家は陽当たりよくなかったけど、近所の人だったり近所の同年代の人たちがいてくれたから、干からびずに済みました。

だから、微力だとしても、私も誰かにとって陽当たりのいい場所にできたらいいなぁと思ってます。

お母さんとか、子育てやら仕事やらで絶対大変だから、お母さん自身が積極的に、自分にとって陽当たりのいい場所に出掛けて、充電して、それでまた子どもに陽を当ててあげてもらえたら、子どもは安心して伸びていくし、勉強ができるとかできないとか関係なく、健やかな子に育っていけるるんじゃないかなという気がします。

自分の育った家庭に昔から不満があった分、じゃあどうだったら不満になってなかったのかとか、不満があるときはどうすればいいのかと、物心ついたときからずっっと考えながら生きてきました。

しんどい思いもたくさんしましたけど、その分、今までの経験が役に立つんだなって、むしろ、しんどい思いこそが後々、誰かの力になる種になるんだなぁと大人になってから感じます。

私は元々、人と関わるのが得意というわけではないので、それを補うために文字を早く覚え、本の中に救いと学びを求めてきました。周りの人たちには無い考え方だったり価値観の中から、自分に合うものを発見し、救われてきました。

だから今の環境に馴染めなかったり満足していない人は、どんどん人や本に出会ったらいいと思います。特に、本の世界では出会いは無限大です。

そうやってどんどん味方を増やして、せっかくもらった命を楽しめるような時間を過ごしてもらえたらなと思います。

 

 

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